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2014/08/25 第2回SDSGワークショップ 観光・公共政策「観光の未来と地域活性化」

第2回目のテーマは「観光」。

多様なニーズとそれに応えようと進化し続ける観光産業におけるITの利活用、今後の可能性等を、参加者を交えたディスカッションを通し多視点で掘り下げていきます。知見を広げ、新しいSDN/クラウド利活用の企画へ繋げてもらいたいと考えております。

今や観光産業はGDPの3.5%、自動車産業に匹敵するという数字が出ています。

知っているようで奥が深い観光産業について、 2013ダイバーシティ経営企業100選(経済産業省)にも選ばれ、業界の最先端で様々な取組をされている沖縄ツーリスト(株) 代表取締役会長 東 良和氏と、(株)MM総研 代表取締役所長で美ら島沖縄大使でもある中島 洋氏にお話を伺いました。

■実施概要

日 時:2014年8月25日(月)13:00-17:00 会 場:イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA 参加費:無料(事前登録制)

■プログラム

 (1)ご講演

  沖縄ツーリスト(株) 代表取締役会長 東良和氏

  (株)MM総研 代表取締役所長/美ら島沖縄大使 中島洋氏

 (2)参加者を交えたパネルディスカッション    講演MC/モデレータ:慶応大学 櫻井智明氏

■講師

東良和氏

 沖縄ツーリスト(株)会長。

 1983年 早稲田大学社会科学部卒(社会科学士)、1990年 米国コーネル大学ホテル経営学部大学院卒、1983年 日本航空株式会社入社、1990年 沖縄ツーリスト株式会社入社、2004年 同社代表取締役社長&CEO就任(2014年2月より会長&CEO) 中島洋氏

(株)MM総研/国際大学(グローコム)。  日本経済新聞編集委員、慶応大学教授などを経て現職。IT社会やIT産業に関連した講演・執筆活動を展開する。祖先が琉球王朝につながる縁で、近年は沖縄県の産業復興に携っていて、特にIT企業の沖縄誘致政策に協力している。  1947年生まれ。東京大学大学院(倫理学)修士修了。73年日本経済新聞社入社。産業部で24年にわたり、ハイテク分野、総合商社、企業経営問題などを担当。88年から編集委員。この間、日経マグロウヒル社(現日経BP社)に出向し、日経コンピュータ、日経パソコンの創刊に参加した。97年-02年慶応義塾大学教授。98年-08年日経BP社編集委員。98年-06年エヌ・ラボ株式会社代表取締役社長。  現在、MM総研・代表取締役所長(03年12月1日-)、首都圏ソフトウェア協同組合理事長、全国ソフトウェア協同組合連合会会長、日本個人情報管理協会(略称JAPiCO)理事長、オープン・コーポレイツ・ジャパン(OCJ)理事長、沖縄データセンター顧問などを兼務。

■イベントレポート  沖縄県の観光の発展に大きく寄与されてこられた沖縄ツーリスト(株)殿の視点で、沖縄県のリーディング産業である観光事業のさらなる発展のための課題と、幅広い視点での提言についてお話をいただいた。 様々な産業に広くかかわる観光産業において、ITを含むシステムの整備には多様な問題が散見する。もちろん、デバイスの発展や通信網の整備、制度や政府支援策などの影響も大きいが、例えば、ショッピングツーリズムの仕組みやビックデータとしての取り扱い、医療ツーリズムの仕組み、サービス集約の情報流通・共有の仕組みなど、人材育成の仕組み、外国語対応の仕組みなど、ITによる仕組みの提供により敷居を大きく下げる可能性は十二分にあると考える。 単なるバイト列であるデータではなく、活きたデータをどう取り扱うべきか、また、偏った視点でなく、マクロな視点で世の中の仕組みを見ていく必要性を感じる。 沖縄に居を置くラボラトリとして、先端的なICTがどこまで「観光」の発展や多産業のつながりに貢献ができるのか、引き続き取り上げていきたいと考える。

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