沖縄オープンラボラトリ(OOL)は、SDNやオープンソースソフトウェアによるクラウド技術などの次世代ICT基盤技術の実用化や普及を目的として2013年5月に発足しました。現在はテストベッド(OOLの開発評価環境)において、沖縄から海外との接続も実施し、県内外に留まらず、国内外の多くの企業、学術機関と連携し、様々な研究開発活動を行っています。また、これまでに次世代ICT基盤技術を担う人材の育成や確保、世界的なコミュニティで活躍できる国際的かつ高度な人材の育成を行ってきました。
3年目となる今年度はこれまで実施したプロジェクトの成果や今後の活動方針及び今年度からスタートいたしました、人材育成プロジェクト「スペシャリスト育成プログラム」の活動報告など、様々な取り組みを皆様にご紹介するため、平成27年度の年間活動報告を行います。
■開催内容
日 時:2016年2月5日(金)10:00~17:00
場 所:沖縄IT津梁パーク 会議室 (沖縄県うるま市)
参加費:無料(事前登録制)
参加者:84名
当日プログラム
10:00-10:05 開会の挨拶
伊藤幸夫:沖縄オープンラボラトリ
10:05-10:30 沖縄オープンラボラトリ活動内容総括
池田治巳:沖縄オープンラボラトリ
10:30-12:30 研究開発活動報告
「技術開発活動の概観」 鳥居隆史 :沖縄オープンラボラトリ、日本電気株式会社
「テストベッド保守運用WG -活動内容報告-」 新里 康晃:沖縄オープンラボラトリ、株式会社オキット
「OF-Patch広域化 PJ 成果報告 」 安本真亮:沖縄オープンラボラトリ、NTTコム エンジニアリング株式会社
「OpenFlowを使ったネットワークテスト自動化システムの構築」 吉田 正之:沖縄オープンラボラトリ、株式会社アドックインターナショナル
「VNFテストシナリオ自動化PJ」 田部英樹 :沖縄オープンラボラトリ、NTTコミュニケーションズ株式会社
「北東アジアOSS(NEAOSS)フォーラム連携PJ活動報告 〜日中韓のOpenStack環境を接続したインタークラウドの検証〜」
石川泰啓・林秀保 :沖縄オープンラボラトリ、NECソフト沖縄株式会社
「OPNFV PJ plan」 鳥居隆史 :沖縄オープンラボラトリ、日本電気株式会社
12:30-13:30 休憩
13:30-15:00 ユースケース研究活動報告
■SDSG活動
「最適化ネットワークによって実現されるサービスとは」
櫻井智明 :慶応大学大学院
■オンラインゲーム・プロジェクト
中島倫明:伊藤忠テクノソリューションズ(株) クラウドイノベーションセンター エキスパート、
日本OpenStackユーザ会 会長
「WebRTCによるゲーム向け通信エンジンの低遅延化」 高橋剛士 :NTTコミュニケーションズ株式会社 技術開発部 主査
「これからゲーム業界で求められるネットワーク関連技術の最新情報」 本城嘉太郎 :(株)モノビット 代表取締役社長 ※オンラインでの登壇となります。
15:00-17:00 人材育成活動報告
佃 昌宣:沖縄オープンラボラトリ、NTTコミュニケーションズ株式会社
スペシャリスト育成プログラムの詳細報告はスペシャリスト育成プログラムHPからご覧ください。