## ミニプログラムコンテスト
各チームは30分の持ち時間を使って、プレゼン、デモ、質疑応答を行いました。発表は、メンターやアドバイザーで構成する審査委員により、テーマ(新規性、独創性、有用性)、実装(完成度、難易度)、発表(資料、オーラル)の視点から、5段階の採点およびコメントによる評価を受けます。1位から6位までに入賞したチームには、上位から順に選択できる副賞(希望の体験ができる体験券、希望技術書1万円分、さくらインターネットクラウド利用券、技術書3冊、NEC賞、NTT賞)が贈られました。
本プログラムが5年目を迎えゲストも多く参加しましたが、緊張しながらも自分たちの開発成果を一生懸命発表する各チームに審査員からの鋭い質問も飛び交うよいコンテストとなりました。
(発表順と各チームの開発テーマ)
1.MAT nodes(琉球大学/朝倉 匠・宮平 賢・玉城 賢勝)
→初心者のゲーム開発者が手軽にリアルタイム通信を自身のアプリに実装することを助けるフレームワークを作成する
2.TOM_thon(琉球大学/森 健汰・玉城 翔平・大城 紳之亮)
→船の欠航を予測するシステム
3.Innovative JECreators(日本電子専門学校/安藤 愛菜・ティハ トーン ナイン・キム ドン ヒョン)
→健康でハッピーライフ バランスのとれた食事で幸せな生活ができる
4.九産好いとーよ(九州産業大学/河本 碧生・木村 智仁・谷口 佳誉)
→ネットワークを利用した PCスペックの部分的拡張
5.DigDog(琉球大学/秋田 海人・髙瀬 大空・上地 悠斗)
→仮想環境を容易に生徒に使ってもらうサービス提供
6.Udon Internet(香川高等専門学校/小松 聖矢、名古屋大学/宮川 慎也、香川大学/竹原 一駿)
→寮生を救う Wi-Fi メッシュネットワーク Messiah-Net
7.アベンジャーズ(琉球大学/仲宗根 航・渡久平 圭祐)
→駐車場経路検索アプリ
8.JEC seeds(日本電子専門学校/沖 玲穏・旭 和佳・チャン トゥ ハン)
→外国人観光客を対象にした日本を好きになってもらう観光サービス
9.Fracture(京都産業大学/西 敬祐・安田 和麿、大阪電気通信大学/上東 亜佑稀)
→ストリーミングデータを考慮した IoTプラットフォームの構築!! example) バスロケーション
## コンテスト審査/協賛社セッション
すべてのチームの発表が終わると、審査員は別室に移動して審査に入りました。
発表会場では、合宿スポンサーであるNTTコムエンジニアリング㈱(以下、コムエンジ)からビデオやスライドで同社若手社員の活躍の様子や業務内容を聞くだけでなく、コムエンジに就職したスペシャリスト育成プログラム参加者OBの活躍について聞くことができました。
## OBセッション
今年のOBセッションは、合宿に参加しているOBメンターの自己紹介だけでなく、OBメンターが構築した会場ネットワーク話を聞くことができました。
第1回会場のネットワークが不安定だったこともあり、OBメンター自らが第2回合宿での無線構築を提案してくれました。彼らのNW話に参加者も楽しそうに聞き入り、OBメンターと参加者の距離が近づくセッションになったように感じます。
## 懇親会(BBQ)
Day1のインプットからDay2ミニプロコンでのアウトプットを終え、いよいよお楽しみのBBQタイム。しかし、例年通り?雨天となり、会場を室内に移しての開催となりました。
懇親会後半には表彰式も控えており、落ち着かない参加者たち。彼らを指導してきたアドバイザー、メンター陣は一区切りついた参加者をねぎらい、お肉のサーブをしてくださいました。
お腹も膨れたところでいよいよミニプロコン順位発表と表彰式。
厳正な審査の結果、順位は次の通りとなりました。
1位 Innovative JECreators(日本電子専門学校/安藤 愛菜・ティハ トーン ナイン・キム ドン ヒョン)
2位 Udon Internet(香川高等専門学校/小松 聖矢、名古屋大学/宮川 慎也、香川大学/竹原 一駿)
3位 JEC seeds(日本電子専門学校/沖 玲穏・旭 和佳・チャン トゥ ハン)
4位 MAT nodes(琉球大学/朝倉 匠・宮平 賢・玉城 賢勝)
5位 DigDog(琉球大学/秋田 海人・髙瀬 大空・上地 悠斗)
6位 九産好いとーよ(九州産業大学/河本 碧生・木村 智仁・谷口 佳誉)
7位 Fracture(京都産業大学/西 敬祐・安田 和麿、大阪電気通信大学/上東 亜佑稀)
8位 TOM_thon(琉球大学/森 健汰・玉城 翔平・大城 紳之亮)
9位 アベンジャーズ(琉球大学/仲宗根 航・渡久平 圭祐)
■Day3
## 最終チームミーティング
最終日に持たれたチームミーティングでは、今後の開発の方向性や、スケジューリング、12月に行われるプログラムコンテスト本選に向けて、様々なことをチーム単位で議論しました。
前日のミニプロコンでメンターやアドバイザーからもらったコメントやアドバイスをOBメンターがまとめて各チームへ渡していたので、各チームの議論に役立てられました。
この後、話し合い結果を簡単なスライドにまとめ、それを基に、12月の本選までに取り組む内容を1チーム5分程度で発表する表明会が行われました。
3日間にわたった中身の濃い第2回合宿のプログラムがこれですべて終了し、参加者たちは充実した表情で各地に戻っていきました。